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「80年代に民主化運動をしていた」という言い方をする人がよくいる。だが、それが完全に率直な告白なのか疑問を持つことが多い。確かに民主化運動の外見を帯びていたが、厳密に言うならば、私たちはイデオロギー的には社会主義の指向性の方がはるかに強かった。もちろん、80年代の光州に怒り、新軍部と全斗煥政権に憤慨して学生運動を開始するのだが、サークルに足を踏み入れた瞬間から、私たちの学習カリキュラムのほとんどは、史的唯物論、マルクス主義経済学、ソビエト革命史など、社会主義に関するもの一色だった。80年代中後半の入学生からは、さらに主体思想と反米、首領論などが追加された。したがってサークルや地下組織に加入せず、一切の学習にも参加しないまま、ただ、デモ隊列の最後尾にくっついていた人ならいざ知らず、当時「運動圏生活」をしていた人が自分の過去を、ただ「民主化運動家だった」と言うのはあまり正直でない態度だ。

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「保守は太刀打ちできない」

カン このテーマと関連して、586政治エリートの主流が1980年代のNLグループと相当部分、重なっていると指摘しておくべきでしょう。NLグループが1980年代の学生運動で見せた様々な姿が、その後に現実の政治でも似たような形で変奏されている印象を強く受けたんです。(586世代として)直接経験された陳重権先生の意見が気になります。