北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は26日、第8回労働党大会に向けて大衆の精神力を発揮しなければならないとする署名入りの論説を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。
2021年1月に開催が予定されている第8回労働党大会へ向けて、党の求心力を高める狙いがあると見られる。
論説は、「朝鮮労働党第8回大会にしっかりつないでいくには大衆の精神力の発揮により大きな力を入れなければならない」とし、「大衆の精神力を発揮させる上で基本は、思想活動の効率を高めることである」と主張した。
また、「こんにちの一歩一歩がこれまで緊張、また緊張して血と汗で収めた成果を壮快な戦略的攻勢に跳躍させていく新たな前進となるか、でなければ水泡、退歩となるかは全的に、活動家が大衆の精神力をいかに奮発させていくかにかかっている」と述べた。
そのうえで、「全ての活動家は、大衆の精神力を最大に発揮させていくことで、第8回党大会をより意義深く迎える上で革命の指揮メンバーとしての責任と本分を全うしていくべきであろう」と強調した。