北朝鮮国営の朝鮮中央通信は23日、経済部門における「80日間戦闘」で「10日間目標」を達成したとする記事を配信した。
朝鮮労働党は2020年1月に開催が予定されている「労働党第8回大会」にむけて「80日間戦闘」を掲げて、経済分野で成果をあげようとしている。記事は、「80日間戦闘」の初期の目標が達成したことを誇示しながら、経済分野でより成果をあげることを促す意図があるようだ。
記事は、「人民経済の各部門の活動家と勤労者が『80日間戦闘』に進入した初の10日間に電力、鉄鉱石、鋼鉄をはじめとする主要指標の戦闘目標を達成した」と述べた。
また、肥料工場、紡織、製糸などの工場で成果を上げているとアピールした。そのうえで、食料、化粧品、日用品などの工場で「連帯的革新の炎を強く燃え上がらせている」と強調した。