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北朝鮮の金正恩党委員長が中国人民志願軍の朝鮮戦争(1950〜1953)参戦70周年に際して、平安南道(ピョンアンアムド)檜倉(フェチャン)郡にある中国人民志願軍烈士陵園を訪れて献花した。朝鮮中央通信が22日付で伝えた。

中国人民志願軍は1950年10月25日、朝鮮戦争で北朝鮮を支援するために参戦した。金正恩氏は平壌には中国人民志願軍の戦死した軍人を顕彰するための「中朝友誼塔」にも献花した。中国人民志願軍烈士陵園を訪れたのは、朝鮮戦争で戦死した毛沢東の長男・毛岸英の墓があるからと見られる。金正恩が直接訪れて、中国の建国の父である毛沢東氏の長男の戦死を讃えることで中朝友好をアピールする意図があるようだ。

崔龍海(チェ・リョンヘ)、李炳哲(リ・ビョンチョル)、金徳訓(キム・トグン)の朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員の各氏、朴正天(パク・チョンチョン)、金才龍(キム・ジェリョン)、李日煥(リ・イルファン)、金衡俊(キム・ヒョンジュン)の労働党中央委員会政治局員の各氏、李善権(リ・ソングォン)外相、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の金明食(キム・ミョンシク)海軍大将、キム・グァンヒョク空軍大将らが参列した。

金正恩氏は、毛岸英氏の墓を訪れ、「毛岸英烈士に!」という文字が記されていた花かごを献じ、敬意を表したという。

金正恩氏は、「帝国主義侵略者を撃滅する聖戦で死も恐れず、貴い青春と生命を全てささげて勇敢に戦った中国人民志願軍将兵の赤い血はわが祖国の所々にしみ込んでいると述べ、わが党と政府と人民は彼らの崇高な魂と高潔な犠牲的精神を永遠に忘れない」と語った。