北朝鮮国営の朝鮮中央通信は20日、竹島(独島)問題をめぐり、日本の反動層が「独島強奪企図を露骨にさらけ出した」と非難する論評を配信した。
領土問題を担当する小此木国家公安委員長は30日、就任後はじめて北方領土や沖縄県の尖閣諸島などに関する資料展示館を視察した。論評は、これに対して、「島国一族の変わらぬ対朝鮮再侵略野望の集中的な発露として絶対に許せない」と非難した。
また、「白昼強盗さながらの『独島領有権』主張の根底には、対朝鮮敵視を国策に、朝鮮侵略の主要戦略にして征服戦争に没頭してきた侍の後えいの報復主義的野望がそのままうごめいている」と主張した。
そのうえで、「朝鮮民族の神聖な領土を欲しがって再侵略の機会をうかがっている千年来の敵のヒステリーは全同胞の対日決算意志をいっそう固めさせるだけである」と強調した。