北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は20日、「80日間戦闘」は、「人民のための滅私奉仕戦」であるとする署名入りの論説を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。
北朝鮮では、2020年1月に予定されている朝鮮労働党第8回大会に向けた「80日間戦闘」が展開されている。論説は「80日間戦闘」に対する労働党員の求心力を高める狙いがあるようだ。
論説は、「革命の要求なら千尋の水中と炎の万里にもためらわずに飛び込み、峻厳な死線も喜んで切り抜けていく労働党員は『80日間戦闘』の主導的力量、核心戦闘員である」と述べた
そのうえで、「党員は大衆的な防疫雰囲気、全人民的な自発的一致性をさらに高調させる上でも、災害復旧作業と農業の締めくくりをはじめとする全ての課題の遂行において先鋒になり、主動にならなければならない」とするなど、新型コロナウイルス対策や災害復旧事業の重要性を強調した。