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北朝鮮で29日、朝鮮労働党中央委員会第7期第18回政治局拡大会議が開かれた。朝鮮中央通信が伝えた。

金正恩党委員長と党中央委員会政治局の常務委員会委員、政治局委員、委員候補、党中央委員会の各部長と国家防疫部門のメンバーらが出席した。

金正恩氏が司会した会議では新型コロナウイルス問題が討議された。10月10日の朝鮮労働党75周年を前に、コロナ対策などを通じて社会の統制を図る狙いがあると見られる。

会議では、「防疫部門での自己満足と放心、無責任さと緩慢さを徹底的に警戒し、われわれの方式、われわれの知恵で防疫対策をより徹底的に講じ、大衆的な防疫雰囲気、全人民的な自発的一致性をより高調させて、鉄のような防疫システムと秩序を確固と堅持することについて強調された」という。

また、8月から9月にかけて北朝鮮を襲った台風・水害による被害の復旧状況や、組織的対策についても議論された。さらに、組織問題も議論されたとしているが詳細は不明。

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会議では、「前例のない災難と災害危機の中でも党創立75周年を真の人民の祝日、全人民的な慶事として盛大に祝い、国家経済発展5カ年戦略を終える今年を勝利のうちに締めくくるための現実的な措置を講じる」とした。