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朝鮮人強制連行被害者・遺族協会のスポークスマンは24日、「浮島丸」の爆沈から75年となったのに際し、日本政府に真相究明と謝罪・賠償を求める談話を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。

旧日本海軍の輸送船「浮島丸」は終戦直後の1945年8月24日、舞鶴湾で爆発・沈没し、549人が犠牲になった。青森県で働いていた朝鮮人労働者ら3735人が乗船。舞鶴港を経て釜山に向かうところだった。沈没の原因について、日本政府は海底の機雷に接触して爆発したためとしているが、生存者や遺族などから日本が意図的に爆発させたとの主張が出ている。

談話は日本が「かつて、銃剣を振り回して数多くの朝鮮人を拉致、連行し、こき使ったあげく、敗戦の腹いせで一度に数千人も水葬したのに、それに対する責任を必死になって回避している」と主張。「事件の真相を究明し、その犠牲者と遺族に徹底的に謝罪し、賠償すべき」と求めた。