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北朝鮮で19日、金正恩党委員長の指導の下、朝鮮労働党中央委員会第7期第6回総会が行われた。朝鮮中央通信が伝えた。

同通信によると、総会には、労働党中央委員会の委員、委員候補と党中央検査委員会の委員、党中央委員会部署の活動家がオブザーバーとして出席した。

総会では、「党を組織的・思想的にいっそう強化するために朝鮮労働党第8回大会を招集することに関する問題を主要議案として討議した」という。そのうえで、2021年1月に、朝鮮労働党第8回大会を招集することを決定した。

党大会はこれまで第1回(1946年)、第2回(1948年)、第3回(1956年)、第4回(1961年)、第5回(1970年)、第6回(1980年)、第7回(2016年)と開催された。党規約では、原則として5年に1度開催することが決められているが、規約通りに開かれたのは第3回と第4回のみだ。1980年以降は、厳しい国家運営を強いられて党大会すら開催できず、金正恩氏が最高指導者になって2016年に、36年ぶりにようやく開催された。

今回、金正恩氏が2021年の党大会開催を打ち出したのは、規約通り5年に一度開催することで、党中心の国家運営をより強固にする狙いがあると見られる。

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金正恩氏は総会で演説し、「今年、複数の側面で予想しなかった不可避な挑戦に直面した主・客観的環境と朝鮮半島周辺地域の情勢について分析し、歴史的な第7回党大会が行われた時からこれまでの4年間、朝鮮労働党と国家活動で収められた成果と欠陥について評価した」という。予想しなかった不可避な挑戦とは、新型コロナウイルス問題や甚大な被害をもたらした水害のことと思われる。

金正恩氏は「第8回党大会では今年の活動状況とともに、総括期間の党中央委員会の活動を総括し、来年の活動方向を含む新しい国家経済発展5カ年計画を提示することになる」と述べた。