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北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は27日、新型コロナウイルスに警戒を呼びかける社説を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。

同党中央委員会政治局は25日、非常拡大会議を緊急招集した。金正恩氏が主宰した会議では、開城(ケソン)市で悪性ウイルスの感染が疑われる患者が確認されたことが明らかにされた。社説はこれを受け、「致命的で破壊的な災難を招きかねない危険が生じた」としている。

また、「全ての機関と公民が活動と生活を最大非常体制に即して気を引き締めて動員された態勢で行っていかなければならない」と強調した。

そのうえで、「みんなが人民に対する烈火のような愛で一貫している党中央委員会政治局非常拡大会議の決定を貫徹するための闘いにこぞって立ち上がって、現在の防疫危機を成功裏に克服していこう」とアピールした。