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朝鮮人民軍974部隊(金正日の護衛部隊)の『護衛事業の秘密の規定』には、「小隊、中隊同士が行う事業は徹底して遮断しなければならない」と書かれている。他の部隊の情報を知る必要が無いということであるが、両親も例外では無いということである。

元974部隊の脱北者シン・ジンヒョク(2007年に脱北 39歳)さんは「手紙を送ることは出来ない。親も子が生きているのかもわからないほどに外部と遮断されている。除隊したときに両親は私が誰だか分からないほどだった」と話した。

続いて「他の部隊には供給されている軍事郵便はがきが、この部隊には供給されていない」と説明した。

護衛司令部所属の部隊で服務していた別の脱北者は「部隊によって手紙が許される場合がある。戦闘部隊は手紙を書くことができるが、徹底的に点検される。軍服務当時、同僚が『金正日将軍の配慮によって、護衛司令部で服務することになった』と手紙に書いたが、保衛部に連れて行かれた」と伝えた。