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回数に制限はなく、その気になれば何杯も買うことができる。だが、船橋閣でうどんを買って、それを売って生活する栄誉軍人が増えたため、金氏が1日中並んで買えることができるうどんはわずか4杯だ。それでも、230ウォンで買ったうどん1杯を1,000ウォンで売ることができるので、4杯買って売ったら3千ウォン以上手にすることができる。

毎月国家から金氏がもらう栄誉軍人年金は月に3000ウォンだ。1日たった100ウォンである。船橋閣でうどん1杯も買えない。4人家族の1ヶ月の生活費が10万ウォンだから、1ヶ月の生活費としては法外に少ない。うどんを売って、1ヶ月の年金を1日で儲けることができるのであれば、苦しくても仕方ない。松葉杖をついて1日中並ばなければならないのだ。

北朝鮮ではこの間、栄誉軍人に対する支援にことさら気を使ってきた。戦争が終わった後は、万景台の栄誉軍人万年筆工場、沙里院の栄誉軍人裁縫師工場などを建てて、栄誉軍人の就業を保障し、労働能力を失った栄誉軍人には配給と年金を支給してきた。また、栄誉軍人に対する支援を「公民の義務」と宣伝して、住民たちの支援を促してきた。