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北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は5日、「わが国家と人民の尊厳と偉大さは徹頭徹尾、自力更生して強くなった」と強調する署名入りの論説を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。

北朝鮮はチュチェ(主体)思想を国家、または党の政治思想としつつ、独自の社会主義国家をうえで、ウリシク(われわれ式)というスローガンを掲げている。社説は、改めてウリシクを強調することによって、国民の統制を図る狙いがあるようだ。

社説は、「普通なら十度、百度も支離滅裂になったはずの最悪の逆境の中でも、この地に世代と年代を継いで社会主義の赤旗が力強く翻り、朝鮮が偉大な自主強国、不敗の社会主義城塞として威容をとどろかしているのは全的に、われわれの方式を堅持したからである」と主張した。

また、「われわれの方式の発展にわが社会の本態と大風貌を積極的に生かしていく道があり、社会主義と資本主義の差を天地ほどの差にすることのできる根本秘訣がある」と述べた。

そのうえで、「自力で社会主義勝利の進軍路を開拓し、世界がうらやむ天下第一の強国をうち建てるという朝鮮人民の意志は確固不動のものである」と強調した。