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同通信の報道全文は次のとおり。

何をもってしても報復主義の野望を覆い隠せない 朝鮮中央通信社論評

【平壌5月2日発朝鮮中央通信】去る21日、日本首相の安倍と高位閣僚らが春季例大祭を迎えて東京の靖国神社に「真榊」(まさかき)を供物として奉納した。

世界が新型コロナウイルス感染症の急速な拡大によって大混乱をなめている時に、他ならぬ人類に恐ろしい惨禍を被らせた帝国時代の野蛮人を追憶する日本反動層の公然たる行為こそ、平和と安定を願う国際社会の念願に対する正面切っての挑戦だと言わざるを得ない。

これは、日帝の侵略史を美化、粉飾し、軍国主義の亡霊を復活させて必ず敗北の仕返しをやってみようとする腹黒い下心のはっきりした発露である。

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日本で政界人物らの大々的な参加の下で公式的に、定例的に行われる神社参拝と供物の奉納は単に、伝統や慣習に限る問題ではない。

軍国主義の精神的象徴である靖国神社に対するいわゆる「礼儀」は、侵略と殺りくを道楽とした戦犯に対する露骨な賛美であり、日帝によって計り知れない被害を受けた国の人民に対する冒瀆(ぼうとく)であり、社会全般に報復主義と軍国化の根をさらに伸ばそうとする露骨な扇動である。

2013年12月、神社参拝を強行して国際社会の糾弾を受けたことのある現首相は、世人の非難を免れるための供物奉納形式の間接参拝にもしつこく執着している。

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しかし、形式はどうであれ、過去の犯罪を粉飾し、軍国主義を鼓吹して再侵略の思想的・精神的基盤を築き、扶植させようとする参拝の本質は変わらない。

先日も日本の反動層は、新世代に極右的な史観を植えつけるために日帝の朝鮮人強制連行犯罪、性奴隷犯罪など汚らわしい侵略史を取り扱った部分を全面歪曲(わいきょく)したり、大幅に縮小、弱化させた中学校教科書を大量に検定通過させた。

列島全域に伝染病が拡散して緊急事態が宣布された中で強行された供物奉納行為は、日本反動層の変わらぬ報復主義野望を如実に証明している。

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靖国神社に関する立場は、被害国の人民に対する態度と過去犯罪に対する観点問題である。

それゆえ、周辺諸国も今回の行為は侵略史に対する日本の誤った態度をそのまま見せるとし、日本は実際の行動でアジア諸国の人民と国際社会の信頼を得なければならないと強く求めている。

過去の罪悪に対する徹底した謝罪と賠償は、永遠に回避できない戦敗国の日本に与えられた宿命である。

犯した罪を反省せず、平和と安定を願う人類の念願に挑戦する反動国家に与えられるのは、孤立と糾弾、破滅の運命だけである。

国際社会は、歴史を否定し、軍国主義毒素に中毒して再侵略の刃物を研ぐ島国を絶対に許さないであろう。---