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2日、北朝鮮メディアの報道で20日ぶりに動静が伝えられた金正恩党委員長だが、同時に公開された映像から、同氏がこの間に心血管疾患の手術を受けていた可能性が高まった。

米国拠点の北朝鮮専門のニュースサイト・NKニュースは、朝鮮中央テレビが報じた、5月1日の順川(スンチョン)燐酸肥料工場竣工式と4月11日の朝鮮労働党政治局会議での金正恩氏の映像を比較。前者では、金正恩氏の右手首に小さな傷跡のようなものが見られるのに対し、後者では確認できないことを指摘した。

(参考記事:【写真】金正恩氏の心血管疾患の手術痕と見られる画像

NKニュースはこれについて、医療専門家のコメントとして、心血管の手術と関連したものである可能性があると伝えている。

金正恩氏を巡ってはこの間、韓国のデイリーNKが4月20日、心血管疾患の手術を受けたがその後の経過は良好だと伝え、翌日に米CNNが重体説を報じて以降、「死亡説」や「重体説」が飛び交っていた。