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北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は23日、「集団主義精神」を発揮しなければならないとする社説を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。

金正恩党委員長は昨年末に開かれた朝鮮労働党中央委員会第7期第4回総会で「正面突破戦での基本は経済戦線だ」と強調した。社説は、「正面突破戦によって切り抜けているこんにちの現実は全ての部門、全ての単位で集団主義精神をより強く発揮することを求めている」と述べた。正面突破戦と集団主義精神を結びつけて国民の統制を図る意図があると見られる。

また、「朝鮮式の社会主義の威力はすなわち、集団主義の威力である」「全人民が集団主義の精神でいっそうしっかり武装しなければならない」などと強調した。

さらに、「個人主義、利己主義、自己本位主義をはじめ古い思想の残りかすを根絶するための闘いを引き続き強化し、誰もが集団主義を生の要求、当然な道徳的義務と見なさなければならない」と述べた。

そのうえで、「集団主義がわれわれの固有な国風になるようにすべきだ」とアピールした。