北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は20日、金正恩党委員長が2012年に発表した著作を讃える署名入りの論説を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。
金正恩氏は2012年4月20日、金日成主席生誕100周年に際して、「偉大な金日成同志はわが党と人民の永遠なる領袖である」という論文を発表した。
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論説は、論文について「金日成主席と金正日総書記が切り開き、導いてきたチュチェの革命偉業を代を継いで立派に継承し、成し遂げていくという金正恩委員長の確固たる信念と意志が盛り込まれている記念碑的文献である」と讃えた。
また、「金日成主席が高く掲げた自主の旗印をしっかりとらえて朝鮮の尊厳と地位を世界に宣揚していることで発揮されており、わが祖国の軍事的威力を全面的に強化していることで発現されている」と強調した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面そのうえで、「正面突破戦の進軍の中で主席と総書記の生前の構想と遺訓が立派に実現している現実は、主席と総書記の革命偉業を限りなく輝かしていくという朝鮮人民の信念と意志をよく示している」と強調した。