北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は3日、青年の教育活動は「絶対に傍観視してはならない重大な問題である」と主張する署名入りの論説を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。
北朝鮮では韓流ドラマをはじめとする海外情報が流入・拡散し、青少年の間でも密かに楽しまれている。論説はこのような風潮に警鐘を鳴らす意図があるようだ。
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論説は、「血気旺盛で気迫と情熱に満ちた青年が沸き立ってこそ工場と農村、建設場が沸き立ち、全国に飛躍と革新の気概が満ち溢れるようになる」と述べた。
また「青年期は、革命的世界観を確立する上できわめて重要な時期である」と指摘した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面そのうえで、「帝国主義の思想的・文化的浸透策動がいっそう悪辣に強行されている現実の要求に即して思想教育の度合いと実効性をさらに増幅させる時、全ての青年を自分の根本と時代的使命を自覚した愛国的で革命的な闘士に準備させることができる」と強調した。