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北朝鮮国営の朝鮮中央通信は3月31日、韓国最大野党「未来党統合党」の黄教安(ファン・ギョアン)代表を非難する論評を配信した。

黄氏は対北朝鮮政策に厳しい保守勢力の指導者のひとり。同氏が代表をつとめる未来統合党は、4月に行われる予定の総選挙で一度公認された候補の公認を取り消すなど、内紛の様相を呈している。

論評は、このような動きに対して「醜悪な権力争奪戦の主謀者がまさに、黄教安逆徒」と非難した。

また、「黄教安逆徒が今回の『国会』議員選挙を控えてそれほど殺気だってのさばっているのは、党内のライバルを追い出して『国会』議員選挙後の一党体制を構築しようとする野望のためである」と述べた。

そのうえで、「黄教安逆徒が権力野望の狂気を振るえば振るうほど、以前の独裁者のように悲惨な運命を免れなくなるということは、火を見るより明らかな事実である」と強調した。