北朝鮮の朝鮮中央通信は10日、金日成総合大学で教育内容の改善が課題になっているとの記事を配信した。
金日成総合大学は、1946年10月1日に創立された北朝鮮の最高学府。記事では「知識伝授中心、詰め込み授業法から完全に脱皮して学生の創造能力、応用能力を高められるように授業法を改善している」としていることから、以前から教育内容・方法について改善の余地があるとの認識をもっていたようだ。
同通信は大学関係者の話として「同大学では世界的な趨勢となっている人工知能技術、新素材技術、ナノテクをはじめ、新技術を教育に反映するための活動を世界的な一流大学のカリキュラムと比較、分析したことに基づいて教育の内容を実用化、総合化、現代化するための活動を推し進めている」と伝えている。