北朝鮮国営の朝鮮中央通信は18日、日本政府が航空自衛隊を「航空宇宙自衛隊」に改称する方向で検討に入っていることを非難する論評を配信した。
日本政府は、宇宙に関する防衛力強化が必要だという判断の下、米戦略軍主催の「グローバル・センチネル」に参加しながら、「宇宙部隊」設立に向けて準備を進めていた。早ければ2021年にも「航空宇宙自衛隊」へ改称されるという。
論評は、こうした動きに対して、「平和的目的に利用されるべき宇宙空間を20世紀に人類に反対する侵略戦争を起こしてあらゆる歯ぎしりする犯罪を働いた日本が生唾を飲み込んで欲しがるのは、決して黙過できないことである」と述べた。
また、「敗北以降、今まで『専守防衛』の美名の下で『自衛隊』の攻撃能力を世界的な水準へと強化し、その活動半径を全地球的範囲に拡張した日本が今後、その欺まん的な足かせまで解いてしまう憲法改正と宇宙の軍事化を通じて何を追求するかということは火を見るより明らかである」と主張した。
そのうえで、「日本の反動層が追求する航空宇宙『自衛隊』、軍事大国化への『進化』は、戦犯国の悲惨な終焉につながるであろう」と強調した。