北朝鮮の金正恩党委員長が西部前線の昌麟島(チャンリンド)防御隊を視察した。日時は不明。朝鮮中央通信が25日付で報じた。
昌麟島は黄海側の西部戦線に位置する、韓国との境界線に近い島だ。金正恩氏の指示により防御隊が火砲を試射したことについて、韓国国防省の報道官は25日、砲撃訓練は南北合意に違反していると批判した。
金正恩氏は、「われわれは総書記の念願通り無敵必勝の銃の威力をよりしっかり固めて社会主義祖国を決死の覚悟で守り、世界に輝かしていかなければならない」と語った。
また「部隊、区分隊で読書気風、学習気風が家風に、伝統になるようにし、大衆スポーツ、大衆文化芸術活動もより活発に繰り広げて軍人大衆が多面的な知識と丈夫な体力、文化的素養を身に付けていつも戦闘的熱意とロマンの中で誇らしい軍務生活を営んでいくようにすべきである」と述べた。
視察には、北朝鮮軍の朴正天(パク・チョンチョン)総参謀長と朝鮮労働党中央委員会の幹部が同行した。
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