北朝鮮国営の朝鮮中央通信は15日、金正恩党委員長が平安南道(ピョンアンナムド)の陽徳(ヤンドク)郡温泉観光地区の建設現場を現地指導したと伝えた。現地指導の日時は明らかにされていない。
金正恩氏は8月と10月に同地区を現地指導しており、12月から運営するよう指示していた。
同通信によれば、金正恩氏は工事状況を具体的に調べながら、「陽徳温泉文化休養地は、わが党が人民の健康と福祉増進、新しい文化的生活分野を与えるために建設する温泉治療サービス拠点であり、多機能化の複合スポーツ文化休息拠点である、いささかの欠点も許せない」と述べた。
また、「陽徳温泉文化休養地の竣工期日が迫っているだけに、サービスを担当した単位の党組織と活動家とサービス係がサービスの準備を手抜かりなく責任を持って行って、サービス活動で不十分な点がないようにすべきだ」と強調した。
現地指導には、朝鮮労働党中央委員会の幹部であるチャン・グムチョル、趙甬元(チョ・ヨンウォン)、玄松月(ヒョン・ソンウォル)、韓光相(ハン・グァンサン)の各氏が同行した。
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