北朝鮮国営の朝鮮中央通信は16日、米韓が「重大な軍事的挑発を引き続き強行している」と非難する論評を配信した。
論評は、先日、デビッド・ バーガー米海兵隊総司令官がワシントンDCで米海兵隊の第3海兵遠征軍と韓国海兵隊との間で演習が続けられてきたと述べたことを取り上げ、「米国と南朝鮮当局の侵略的目的には変わりがなく、『平和』と『関係改善』とはただ自分らの不純な下心を覆い隠すための煙幕にすぎないということが再度白日の下にさらされた」と指摘した。
また、米韓海兵隊の合同演習は「明々白々とした北侵攻撃演習」であるとし、「われわれに対する敵対行為の最も集中的な発露であり、朝鮮半島と地域の平和と安定に対する重大な脅威である」と非難した。
その上で、「米国と南朝鮮当局は、大勢に逆行する軍事的敵対行為が招く破局的結果について熟考し、分別のある行動を取るべきである」と警告した。