北朝鮮国営の朝鮮中央通信は16日、金正恩党委員長が「白頭山の初雪に当たりながら自ら白馬にまたがって白頭山頂に登った」と伝え、その写真を公開した。登頂の日時は明らかにされていない。

同通信によれば、金正恩氏は「白馬に乗ったまま霊峰に毅然と立って、白頭の山岳のような信念と意志で最強国の大業を目指して突っ走ってきた厳しい戦闘的行路と激変の日々を胸熱く振り返り、またもや勇気天をつく勢いで越えるべき革命の峻嶺を眺めるように連山を見下ろした」という。

そして「荘厳な白頭山頂に毅然と立っている金正恩委員長の謹厳な眼光には、吹き付けるあらゆる逆風を白頭の暴風で吹き飛ばして、勢いよく自力で富強になっていく社会主義強国の進軍活路を明るく見通す天が賜った名将の崇高な光が満ちていた」としている。

さらに、同行者たちは「金正恩委員長が白頭霊峰で送った偉大な思索の瞬間を目撃して、またもや世界が驚き、わが革命が一歩前進する雄大な作戦が展開されるという確信に満ちて沸き上がる感激と歓喜を抑え切れなかった」という。

（参考記事：金正恩命令をほったらかし「愛の行為」にふけった北朝鮮カップルの運命）