第74回国連総会で北朝鮮代表団の団長が9月30日に演説し、南北関係が膠着している原因は韓国政府にあると主張した。朝鮮中央通信が報じた。
団長は演説で「われわれに対する敵対行為が増大しているこんにちの情勢は、わが国家をして社会主義の建設で自立自力の旗印をより高く掲げることを求めている」と述べた。
また、南北問題の現状について、「膠着状態に陥っているのは世人の前では『平和の握手』を演出し、後ろではわれわれを狙った最新攻撃型兵器の搬入と米国との合同軍事演習を強行している南朝鮮当局の二重的振る舞いにその原因がある」と韓国を非難した。
(参考記事:韓国は「自滅の道を歩むだろう」…北朝鮮がシビアに予言)
そのうえで、「北南関係の改善は南朝鮮当局が事大的根性と民族共通の利益を侵害する外部勢力への依存政策に終止符を打ち、北南宣言の誠実な履行で民族に担っている責任を果たす時にのみ成し遂げられる」と強調した。
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