北朝鮮国営の朝鮮中央通信は2日、日本の軍備増強を非難する論評を配信した。
論評は、安倍晋三首相が9月17日の自衛隊高級幹部会同で「宇宙とサイバー、電磁波の領域における『防衛力』強化についてうんぬんし、新たな『防衛計画大綱』と『中期防衛力整備計画』を策定することだけで済むならそれはほごにすぎないだの、実現されてこそ意義があるだのと力説した」と指摘。
これこそは「『自衛隊』の近代化を多角的に推し進めて海外膨張野望をなんとしても実現しようとする腹黒い下心の発露である」と決めつけた。
さらに「『安全保障関連法』の採択で自国地域内に限定されていた軍事作戦範囲が世界的範囲へと拡大された中、『自衛隊』の海外進出はいっそう露骨になっており、他国との絶え間ない合同軍事演習を通じて遠距離作戦能力が高まっている」などと主張した。
(参考記事:日本の「軍事大国化」に震える韓国と北朝鮮)
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