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野党・正しい未来党のチョン・ビョングク議員の事務所は、統一省から提出された資料に基づいて、昨年10人を対象に行なった検査の結果、5人から7個から59個の遺伝子が変異していることを発見し、279ミリシーベルトから1386ミリシーベルトの放射線に被ばくした痕跡が発見されたと明らかにした。

中でも、豊渓里から23キロ離れた吉州邑に住んでいた48歳の女性の累積被曝ばく量は1386ミリシーベルトに達していた。この女性が脱北するまでに3回の核実験が行われている。統一省はこれらの結果を1年以上に渡って発表していなかった。また、国会に提出した資料にも非公開としていた。

統一省関係者は、前々回の2017年に検査を行ったときに、「放射線被ばくと核実験との因果関係はない」との結論に達し、今回も同様の結果に達したので、発表しなかったと説明している。