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「娘の罪をチャラにしたいなら、ワイロとして5000ドル(約54万円)を上納せよ」

北朝鮮の一般庶民や下級幹部にとって、5000ドルは天文学的な数字と言っても過言ではないだろう。それでも、娘を救いたい一心で両親は金策に走った。しかし、集められたのは要求額の半分にも満たない2300ドル(約24万8000円)。

取り締まりに関係のある幹部に渡そうとしたが、「俺をバカにしているのか!」と逆上され、暴言を吐かれたという。

この幹部が額が少ないことに怒ったのか、あるいは「ワイロの仲介などしない」という意味だったのかは不明だ。いずれにせよ、そのことを知った娘は「私にやましいことはない。死んで証明する。カネは取り戻してください」との遺書を残し、裏山で自ら命を断った。

(参考記事:北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは…

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この女性は、医大の卒業を控えた優秀な人物だったとのことで、そんな彼女がたかが韓流ドラマを見たくらいで死に追いやられたことに、近所の人たちは涙を流して怒りに震えているという。