北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は1日、朝鮮人虐殺が行われた関東大震災から96年に際して個人名の論説を掲載し、「朝鮮人の血で塗られた関東大震災惨事は日帝がわが人民に働いた罪悪の一部であり、侵略と略奪、破壊と殺りく蛮行でつづられた日帝侵略史の一切れにすぎない」などと主張した。朝鮮中央通信が伝えた。
論説は、「日本の反動層は自分らが負っている法的・道徳的責任から回避してみようとあがいている」としながら、「(日本が)引き続き意地悪く振る舞うほど、わが人民の対日決算の意志はいっそう強烈になっている」と強調した。