北朝鮮国営の朝鮮中央通信は22日、米国が韓国に対して防衛費分担金の大幅増額を求めている問題で、韓国政府は「対米屈従姿勢を捨てるべきだ」とする論評を配信した。
論評は、「問題は、南朝鮮当局が『防衛費分担金』に対する『正確な基準』『支給方式の改善』などと言って、米国の強盗さながらの要求を受け入れる兆しを見せている事実」だと指摘し、「これこそ、間抜けな行為だと言わざるを得ない」と痛罵した。
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また、「米軍の南朝鮮駐屯はいわゆる南朝鮮を守ってやるためではなく、国の分裂を永久化し、世界を制覇しようとする戦略的目的によるものである」と主張。「南朝鮮を単なる自分らの貪欲的利益追求のための収奪の対象に、自分らの意のままにこき使うことのできる奴僕と見なす米国の強盗さながらの心根は、ほかならぬ南朝鮮当局の卑屈な親米屈従政策が生んだ必然的結果である」などと述べた。