同通信の報道全文は次のとおり。
「労働新聞」 朝鮮の自衛的国防力強化措置は正当
【平壌8月21日発朝鮮中央通信】21日付けの「労働新聞」は署名入りの論評で、平和と和解の機運が漂っていた朝鮮半島情勢が今回、またもや緊張状態に陥ったのは米国が南朝鮮と共に強行したヒステリックな合同軍事演習のためであると主張した。
同紙は、米国と南朝鮮が軍事演習を正当化してみようと実際の兵力と装備の機動がなかっただの、いわゆる検証のためのものであるとして、侵略的性格を覆い隠してみようとトリックを弄しているが、そのような詭弁(きべん)は絶対に通じないと暴いた。
また、明白に、今回の合同軍事演習は大規模増援武力の迅速投入と奇襲打撃で朝鮮を併呑することに一貫した極めて危険な戦争演習、北侵試験戦争であるとし、次のように強調した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面米国・南朝鮮合同軍事演習は、われわれに対する重大な軍事的挑発であり、われわれの平和努力に対する挑戦、愚弄である。
新しい朝米関係を樹立し、朝鮮半島で恒久的で強固な平和体制を構築することで合意した6・12朝米共同声明に対する露骨な無視であり、公然たる違反である。
緊張が激化すれば関係が改善されないし、対決が鼓吹されている中で建設的な対話と真の平和があり得ないということは、自明の理である。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面米国が合同軍事演習の強行を通じて挑発的に出ているだけに、それに対処してわれわれは国家防衛に必須の威力ある物理的手段を開発、実験、配備せざるを得ない。
われわれの自衛的国防力強化措置はあまりにも正当であり、誰それの中傷の種になり得ない。---