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北朝鮮国営の朝鮮中央通信は17日、現在行われている米韓合同軍事演習を巡り、「表では対話を唱え、裏で刃物を研ぐ」として米韓両国を非難する論評を配信した。

北朝鮮メディアはこの間、合同軍事演習を巡りもっぱら韓国に対して非難を浴びせてきたが、今回の論評では米国が主な標的となった。

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論評は、「(演習は)新しい朝米関係を樹立し、朝鮮半島に恒久的かつ強固な平和体制を構築することで合意した歴史的な6・12朝米共同声明に対する露骨な無視であり、公然たる挑戦である」と指摘。「対話の相手を敵に規定した戦争シナリオの履行は、すでに演習ではない」と強調した。

また、「一方は公約を捨ててもよく、われわれだけが公約を守らなければならないということはない」としながら、「わが国家安全の潜在的・直接的脅威除去のための正答は、もっぱら威力ある物理的手段の絶え間ない開発と実戦配備だけである」と述べ、このところ繰り返している短距離弾道ミサイル発射を正当化した。