韓国の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防相は31日、政府系シンクタンクの韓国国防研究院(KIDA)がソウルで開いた国防フォーラムで演説し、「われわれを威嚇し、挑発するなら北の政権と軍は当然『敵』の概念に含まれる」と述べた。

(参考記事:金正恩氏、新型ミサイルで「威力示威」…米韓合同演習に反発

北朝鮮の金正恩党委員長は25日の短距離弾道ミサイル発射を視察した際、発射は南北対話に取り組む一方で、米韓合同軍事演習やステルス戦闘機などの導入を推進する韓国への「警告」であると言明していた。鄭景斗氏の発言は、北朝鮮のこうした姿勢に向けたものと言える。

韓国国防省は今年初めに刊行した2018年版国防白書で「北朝鮮は敵」とする文言を削除し、「わが軍は韓国の主権、国土、国民、財産を脅かし、侵害する勢力をわれわれの敵とみなす」と表記していた。

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