同通信の報道全文は次のとおり。
「民主朝鮮」紙 日本がけん伝する拉致うんぬんの腹黒い下心を暴露
【平壌5月28日発朝鮮中央通信】28日付の「民主朝鮮」紙は、先日、日本で1992年に失踪した50代の男性が国内で発見されたことで、署名入りの論評を掲載した。
同紙は、問題はこの人が去る27年間、北朝鮮による拉致可能性を排除できない行方不明者リストに入っていたというところにあるとし、次のように指摘した。
日本の反動層は、誰かが失踪したと言われれば、事実関係の把握は後回しにして無鉄砲に北朝鮮の仕業説を唱え、朝鮮に言い掛かりをつける行為をためらわずに強行してきた。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面日本が自国の行方不明者問題をわれわれと無理やりに結び付けるのは、日本の反動層がこの問題の政治化に相当の利害関係を持っており、意図的に問題を他の方向へ誘導しているということを物語っている。