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北朝鮮国営の朝鮮中央通信は26日、同国による拉致の疑いがあるとされていた男性が日本国内で発見されたことを受けて、「日本当局がけん伝する『拉致問題』がどんなに荒唐無稽な詭弁であるのかを如実に示している」とする論評を配信した。

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千葉県警は20日、「北朝鮮による拉致の可能性を排除できない」とされる特定失踪者883人のうち、1992年に失踪した50代の男性を先月、国内で無事発見したと発表した。発見場所や失踪理由を明らかにしていないが、北朝鮮は絡んでいなかった。

これに対し論評は「日本の反動層が『拉致問題解決』騒動に熱を上げる目的は、日帝が働いた前代未聞の血生臭い過去の犯罪に対する歴史的責任を回避するとともに、自分らの対朝鮮敵視政策を正当化するところにある」と主張。さらに「安倍一党こそ、最も破廉恥で悪辣極まりない詐欺と謀略のベテランである」などと述べた。