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外信によるとデモの犠牲者の葬式にまで、特殊部隊の狙撃兵が潜入し、参席者を狙い撃ちして射殺したとも伝えられている。一部では軍部隊が女性と幼い子供にまで無差別的に発砲し、迫撃砲まで使っているという証言も出てきている。

国際人権団体の『ヒューマンライツ・ ウォッチ』はリビアのデモ犠牲者を19日に、84人と発表したが、すぐに173人だと新たに発普BAP通信は病院関係者たちの話を引用して死亡者が300人余りに達すると話した。このまま強硬な武力鎮圧が続く場合、住民の犠牲者はさらに大きくなると予想される。

米国とEUなどが流血鎮圧を非難し、事態の自制を要求しているが、リビア政府の態度が変わる可能性は低いようだ。

リビア事態の行方については交錯している。カダフィ国家元首が軍と民兵隊、情報機関を徹底して掌握し、デモを統制するほどの力を持っているだけに、デモの拡散は難しいという見方もある。軍部隊がデモ自体を根本から収めるまで強硬鎮圧が継続されることは明らかに見える。