オーナーの夫は障害を持っていたが、一日の仕事が終われば彼をお風呂に入れさせられた、3ヶ月働いたが肋膜炎になったため孤児院に戻された。
冷遇されつつ1年を我慢したが20歳になり脱走を決意、実の祖母の家に戻ったが「なぜ帰ってきたのか」となじられた。弟は、私がいなかった3ヶ月の間に食事にありつけず病気になり、腹水が溜まってしまい、祖母の家に帰された。二人で2ヶ月間を過ごしたが、性悪の祖父に追い出され、実の姉から種銭を借り、市場で商売を始めた。
その後、人身売買組織にに中国に売り飛ばされてしまったが、脱出に成功し、今では韓国で暮らしている。
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パクさんは、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)の取材に北朝鮮や中国の国境地帯には、人権が守られずさまよっている北朝鮮の子どもたちが数知れないとし、国際社会の対策が求められると強調した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面「最後に申し上げたいことは、地獄のような放浪の時間…今も誰かがそんな暮らしをしている…私のような人が現れないで欲しいというのが願いです。北朝鮮の人権に対する問題を必ず解決してください」
(参考記事:労働新聞が55人の孤児を育てた夫婦紹介 北朝鮮内部から「嘘くさい」の声も)