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南北将官級軍事会談の北朝鮮側報道官(スポークスマン)は8日、今月4日に実施した長距離ロケット砲と戦術誘導兵器の発射訓練を巡り、韓国軍当局にはこれを批判する「資格もない」と述べ反発した。朝鮮中央通信の質問に答えた。

報道官は「国際社会はもちろん、米国と日本も今回の火力打撃訓練に対して中・長距離ミサイル発射でも、大陸間弾道ミサイル発射でもないから、いわゆる『約束違反』ではないという立場を明らかにした」と指摘。

その一方で、韓国軍当局は「北と南が約束した軍事的合意の趣旨に反する」「軍事的緊張を招く実戦訓練である」などと「出まかせにしゃべっている」と反発した。

報道官は続けて、韓国軍が現在も米国との合同軍事演習を継続している点に触れながら「誰がなんと言おうとも、南朝鮮軍部だけはわれわれに対して、特に北南軍事分野の合意に対して一言半句も言う体面がない」と非難した。