北朝鮮の金正恩党委員長は4日、朝鮮東海(日本海)上で行われた最前線・東部前線防御部隊の対口径長距離ロケット砲と戦術誘導兵器の火力打撃訓練を指導した。朝鮮中央通信が伝えた。北朝鮮は同日、短距離の飛翔(ひしょう)体を東海岸から海上に向けて発射していた。

ロシア製ミサイルに酷似

同通信が公開した写真を見ると、訓練で発射されたのは300ミリ多連装ロケットと、ロシアの短距離弾道ミサイル「イスカンデル」をコピーしたと思しき兵器と見られる。

(参考記事:「世界は日本を警戒すべき」…北朝鮮が「いずも」空母化に猛反発する理由

訓練は「最前線・東部前線防御部隊の大口径長距離ロケット砲、戦術誘導兵器運用能力と火力任務遂行正確性、武装装備の戦闘的性能を判定、検閲」し、全軍に「経常的な戦闘動員準備を抜かりなく整えさせることに目的を置いて行われた」という。

金正恩氏は「予告なしに不意に手配した火力打撃訓練が成功裏に行われたことを高く評価」しつつ、「全ての人民軍将兵が強い力によってのみ真の平和と安全が保障され、保証されるという哲理を銘記し、いかなる勢力の脅威と侵略からも国の政治的自主権と経済的自立を固守し、革命の獲得物と人民の安全を守られるように高度の臨戦状態を維持」すべきだと強調した。

    関連記事