論評の全文は次のとおり。

軍事大国化と海外膨張野望の明確な発露 朝鮮中央通信社論評

【平壌3月11日発朝鮮中央通信】黒いものも白いと言い張る日本の破廉恥さが、またもやあらわになった。

先日、首相の安倍が衆議院の公開席上に現れて海上「自衛隊」の護衛艦いずもの空母化に関連して「いずもは空母に該当するものではない」と図々しく言いふらした。

今、安倍の荒唐無稽(こうとうむけい)な詭弁に世人は驚愕を禁じえずにいる。

世界の広範なメディアが主張しているように、いずもはいろいろな面から現代の空母と類似したり、果ては先んじている。

最多14機のヘリを搭載できるだけでなく、同時に5機を離着陸させられるいずもには、離着陸甲板、格納庫、飛行機昇降機など、空母に必要なものが備えられており、その現代化の水準もたいへん高い。

すでに、いずもの進水の時から軍事専門家らはこの艦船は防衛を目的とするヘリ搭載型護衛艦ではなく準空母であり、いつかは先制攻撃能力を持つ空母に変身しかねないと評した。

F35Bのような最新鋭戦闘機を搭載できる能力まで備えることになるいずもが、空母ではないという日本の強弁はこんにちの明るい世の中で絶対に通じない。

それは、「大東亜共栄圏」の昔の夢をなんとしても実現してみようとする日本反動層の執ような軍事大国化策動の一環であり、根深い再侵略野望の明確な発露である。

好戦的な安倍政権が発足した後、世界が懸念していた日本の軍事大国化と海外膨張は日を追って現実となっている。

「周辺有事法」「テロ対策特別措置法」など、海外軍事進出のための法律的土台を築いたのに続き、「自衛隊」の存在を合法化するための改憲策動に本格的に取り掛かった。

新しい「防衛計画大綱」で自国の安全保障環境が著しく速いスピードで重大になっているとうんぬんし、今後5年間に防衛費を従前の同じ時期に比べて6.4%大幅に増やして「自衛隊」武力の現代化と実戦化をさらに早めようとしている。

これに、敗戦国として憲法上禁止された空母の保有まで遂げられる場合、それは安倍政権が追求してきた戦争を行える国家への野望が実現されることを意味する。

日本が世人の指弾を受けてまで、自分らの無理押し主張を弁護する根本理由がここにある。

先制攻撃能力を備えたいずもなどに再侵略熱気によって熱くなったサムライの後えいを乗せて20世紀のように「旭日旗」を翻し、銃弾・砲弾を撃ちながら世界を意のままにばっこしようとするのが、安倍一味の変わらぬ野望である。

しかし、野望の終着点がどこかは日本の恥ずべき敗戦史がはっきりと実証するであろう。

国際社会は、平和破壊勢力である日本の軍事大国化と海外膨張策動を警戒心をもって注視している。---

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