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北朝鮮国営の朝鮮中央通信は11日、海上自衛隊の護衛艦「いずも」の空母化は「軍事大国化と海外膨張野望の明確な発露」であると非難する論評を配信した。

論評は「先日、首相の安倍が衆議院の公開席上に現れて海上『自衛隊』の護衛艦いずもの空母化に関連して『いずもは空母に該当するものではない』と図々しく言いふらした」と指摘。これは、2月13日の衆院予算委員会での答弁を指すものと思われる。

これに対して論評は「いずもはいろいろな面から現代の空母と類似したり、果ては先んじている」「F35Bのような最新鋭戦闘機を搭載できる能力まで備えることになるいずもが、空母ではないという日本の強弁はこんにちの明るい世の中で絶対に通じない」と主張。

(参考記事:韓国専門家「わが国海軍は日本にかないません」…そして北朝鮮は

そのうえで「先制攻撃能力を備えたいずもなど、再侵略熱気によって熱くなったサムライの後えいを乗せて20世紀のように『旭日旗』を翻し、銃弾・砲弾を撃ちながら世界を意のままにばっこしようとするのが、安倍一味の変わらぬ野望である」と決めつけた。