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北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は8日、過去の賠償なくして日本との対話はあり得ないと主張する論評を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。

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論評は、「ハノイで行われた第2回朝米首脳会談が成功裏に行われ、よい実が結ばれることを願ってやまなかった内外は会談が意外にも合意文なしに終わったことに対して米国にその責任があると一様に主張し、残念と嘆息を禁じえていない」として、米朝首脳会談が合意なしに終わった事実について、北朝鮮メディアで初めて言及。

続けて「しかし、唯一、日本の反動層だけはまるで待ち焦がれていた朗報に接したかのように拍手をしながら小憎らしく振る舞っている」と主張した。

さらに、安倍政権が北朝鮮との対話に意欲を見せていることに言及しつつ、「日本はずる賢い心根に満ちている墨水をきれいに吐かない限り、過去の罪悪を十分に賠償し、軍事大国化の羽をたたまない限り、われわれの相手となる夢を見てはならない」と強調した。