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米ジョンズ・ホプキンス大学の北朝鮮分析サイト「38ノース」は5日(現地時間)、衛星写真の分析結果として、解体作業が行われていた北朝鮮・東倉里(トンチャンリ)のミサイル発射場の一部の構造物で、先月16日から今月2日までの間に建て直しが始まったと伝えた。

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米シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)も同日、2回目の米朝首脳会談後の2日に撮影した衛星写真から、同発射場のエンジン試験台や発射台の軌道式ロケット移動構造物などを再建する動きがあり、意図的な活動再開の可能性があると指摘した。

同発射場は大陸間弾道ミサイル(ICBM)にも用いられる技術を利用し、衛星ロケットの発射が行われてきたが、昨年8月以降は活動が中断されていた。

北朝鮮の金正恩党委員長は昨年9月、韓国の文在寅大統領と会談した際、東倉里のエンジン試験場とミサイル発射台を関係国専門家の立ち会いの下、永久に廃棄すると表明していた。