北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は9日、日米英の共同軍事訓練を非難する論評を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。

日本の海上自衛隊と米英海軍は先月22日、本州南方の海上と上空で初の3カ国共同訓練を実施。日本からは護衛艦「いずも」とP-1哨戒機が参加。また英国海軍からはフリゲート艦「アーガイル」が、米国海軍からはP-8A哨戒機と艦艇が参加した。

論評は「日本は、憲法上、交戦権を持てなくなっている。そのような日本がこんにち、列強と肩を並べるほどの軍事力を保有し、軍事大国化策動に狂奔するのは、20世紀の前半期に日帝がアジア太平洋地域を踏みつぶしていたその時代を再現するということ以外の何物でもない」と非難した。

同通信の報道全文は次のとおり。

「労働新聞」 日本反動層の危険な海外膨張野望実現策動を糾弾

【平壌1月9日発朝鮮中央通信】先日、日本の海上「自衛隊」が本州南方の太平洋水域で米・英両国海軍と合同軍事演習を行った。

一方、これに先立って行われた閣議で日本の反動層は防衛計画大綱と5年間の中期防衛力整備計画なるものを決定し、その実行に天文学的金額に及ぶ資金を割り当てることにした。

9日付の「労働新聞」は署名入りの論評で、無分別に振る舞う日本反動層の策動は宗主を後ろ盾にしてでも海外膨張の野望をなんとしても実現してみようとする腹黒い下心の発露であると暴き、次のように強調した。

日本は、憲法上、交戦権を持てなくなっている。

そのような日本がこんにち、列強と肩を並べるほどの軍事力を保有し、軍事大国化策動に狂奔するのは、20世紀の前半期に日帝がアジア太平洋地域を踏みつぶしていたその時代を再現するということ以外の何物でもない。

「大東亜共栄圏」の昔の夢をなんとしてもかなえようとする日本反動層の野望は、いつになっても実現されない妄想である。---

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