北朝鮮国営の朝鮮中央通信は22日、日本が朝鮮半島情勢の「大勢に逆行している」と非難する論評を配信した。

論評は、日本が陸上型の迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備を推進し、同システムや海上自衛隊のイージス艦に搭載する新型迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」を米国と共同開発していることに言及。

「火薬のにおいを漂わせて好戦的雰囲気を鼓吹する日本の行為は明白に、朝鮮半島と地域での平和の雰囲気を壊して情勢を激化させようとする重大な挑戦行為である」と非難した。

同通信の報道全文は次のとおり。

大勢に逆行するほど見捨てられるだけだ 朝鮮中央通信社論評

【平壌12月22日発朝鮮中央通信】日本の反動層が、地域の情勢を害しようと無分別に狂奔している。

最近、日本はハワイの沖合いで米国と共同で開発した改良型迎撃ミサイルSM3ブロック2Aの試射を強行した。

これに先立って、日本防衛省は地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備候補地である陸上「自衛隊」のむつみ演習場と新屋演習場で地盤調査のためのボーリングを同時に行って報道陣に公開した。

火薬のにおいを漂わせて好戦的雰囲気を鼓吹する日本の行為は明白に、朝鮮半島と地域での平和の雰囲気を壊して情勢を激化させようとする重大な挑戦行為である。

今、朝鮮半島に生じた新しい平和の気流は、地域はもちろん世界の平和と安定に肯定的な影響を及ぼしている。

まさにこのような時に、平和の薫風の中で誰よりもおかげを多く被っている日本がありもしない「北朝鮮脅威」についてけん伝し、紛々たる軍事的動きを現しているのは実に怪異なことだと言わざるを得ない。

日本反動層の武力増強策動は、朝鮮半島の情勢緊張をいっそう激化させて自分の利益を得ようとする狡猾(こうかつ)な計略の発露である。

良好に発展している現情勢の流れは、敗北以降こんにちまで「戦争が可能な国」にヒステリックに走ってきた日本がこれ以上、軍事大国化野望実現の名分を持てないようにしている。

安倍当局が新「防衛計画大綱」で日本をめぐる安全保障環境が著しく速いスピードで重大になっていると騒ぎ立てながら、国際社会を欺まんする理由もまさにここにある。

現実的に日本は、人類にまたもや災難を浴びせかける戦争国家への疾走を加速化している。

来年から5年間、防衛費を従前の同じ時期に比べて6.4%大幅に増加することにした。

世界軍事大国の軍費支出規模に匹敵する莫大な資金をF35戦闘機をはじめとする先端武装装備の購入と武器の開発に投入する一方、海上「自衛隊」の護衛艦「いずも」を空母化しようとしている。

それゆえ、内外では日本が米国の迎撃ミサイル防衛システムを搬入しようとすることに強い警戒心を表し、「本当に必要なのかより詳しく検討すべきだ」という声が響き出ている。

こんにち、朝鮮半島と地域での平和の雰囲気を壊している日本こそ、世界の平和と安全を脅かす最も危険な侵略勢力、戦争勢力である。

大勢に逆行すればするほど、日本は国際舞台で永遠に見捨てられる島国としてのみ残るようになるということを銘記する方がよかろう。---

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