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9月12日に、新義州-丹東国際列車で麻薬が発見され、荷物と身体の検査が行われたという19日の対北支援団体、「良き友」(理事長ポプ・リュン)の発浮ニ関連し、現地の国際列車乗務員がデイリーNKとの通話で、”そのような事実はない”と語った。

「良き友」は“今回発見された麻薬で、北朝鮮の税関の職員と公安はもちろん、中国の公安も緊張状態に陷った”と述べ、“中国から麻薬犬まで動員して取り締まりを強化している”と伝えた。

機関誌は“平壌-新義州-丹東-北京まで走っている国際列車で、麻薬が発見されるのは今回が初めてだ”と 述べ、“麻薬発見以後、国際列車で乗客全員をスキャナを使って調べ、荷物と身体を何回も検査している”と伝えた。

だが、実際に国際列車に乗る現地の乗務員はこうした消息を否定した。

丹東-新義州間の国際列車の乗務員、チョ・ミョン(中国人, 仮名)氏はこの日の通話で、“まだそうした情報を聞いていない。時折、丹東駅の入国手続き場に麻薬犬が現れることもあるが、これは日常的な活動”と言った。

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チョ氏は“麻薬は朝鮮の税関側も神経をとがらせ、中国側で発覚すれば、その量によっては死刑にされる品物だ”と述べ、“国際列車で他のものはすべて運べても、麻薬を運ぶのは容易ではない”と言った。

また、“鴨緑江でいくらでも密輸ができるのに、敢えて生命を冒して汽車に乗るだろうか。本当だとしたら、たまたま親戚訪問に来た朝鮮の人が、お金がないために旅費にでもしようとして持って来た可能性もあるが、それでも売れなければ何にもならない”と語った。

丹東で中朝貿易に携わって、新義州-丹東の国際列車を頻繁に利用するというチェ・キルナム(仮名)氏も本紙との通話で、“まだそのような事件について知られていることはない。数日前にも平壌に行って来たが、客車で麻薬が発見されたということや、身体検査があったという話は聞かなかった”と言った。

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チェ氏は“朝鮮側で検査を厳しく行うため、中国側ではあまり大々的に検査はしない”と述べ、“朝鮮はすべての乗客を徹底的に検査するが、特に疑わしい人は厳しく検査する”と語った。

また、“財布を開いて確認することは基本で、疑わしい人たちは、全身を手で触って検査する。女性はスキャナーを使って検査する”と伝えた。