北朝鮮軍の「マフィア化」進む…民間人相手に投資詐欺も

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北朝鮮の警察庁に当たる人民保安省は、軍関係の犯罪、不正行為に対する捜査権限を持っていない。そのため「目安箱」的な「信訴」というシステムを使って訴えるしかないのだ。

トンジュは軍の上級機関に対して、明確な判断を下すことを要求した。軍当局は事態の把握に乗り出したが、今に至るまで一切の結論を出していない。

(参考記事:北朝鮮市民、党本部前で抗議の切腹「警察署長に全財産を奪われた」

国と人民を守るために存在する軍隊が、なぜ人民を相手に詐欺を働いているのか。