北朝鮮で1979年から1982年にかけて制作された映画「名もなき英雄たち」(無名の英雄)がカラー化されたと、朝鮮中央通信が23日付で伝えた。

同作品は、朝鮮戦争中(1950~53年)に米韓を相手に暗躍した北朝鮮工作員を描いたスパイ映画で、北朝鮮国民の間での評価も高い。脱走米兵で、日本人拉致被害者である曽我ひとみさんの夫となったチャールズ・ジェンキンス氏が出演したことでも知られる。

カラー化は平壌映画技術社が担当したという。

同通信の報道全文は次のとおり。

劇映画「無名の英雄」をカラー映画に

【平壌11月23日発朝鮮中央通信】朝鮮の平壌映画技術社で探偵映画「無名の英雄」(第1部―第20部)のカラー化を完結した。

同社の研究集団は、カラー化専用の画像加工および修正プログラムなど、数件の専用プログラムを開発して白黒映画のカラー化を実現した。

20世紀70年代から、観衆の間で大きな反響をまき起こし、数十年が経ったこんにちも朝鮮人民の誰もが好む劇映画「無名の英雄」が新しくなって再び現れた。

カラー化された同映画は、豊かな視覚的効果で映画に出る人物の性格的特徴と心理変化、時代相をよりリアルに見せている。

現在、このカラー映画を見た人々は、まるで新しい映画を見ているようだと語っている。---

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