北朝鮮国営の朝鮮中央通信は16日、日本の軍事活動は「地域の平和と安定を破壊する重大な挑発行為である」と非難する論評を配信した。

論評は、自衛隊が最近、米国、英国、インド、北大西洋条約機構(NATO)との協力を深めていることに言及。

「日本の反動層が『軍事的協力』『共同訓練』の美名の下に『自衛隊』の実戦化を最終的に完成してあくまでも海外膨張の野望を実現しようとするのは、火を見るより明らかである」と主張している。

論評の全文は次のとおり。

地域の情勢を害する軍事的妄動の裏面 朝鮮中央通信社論評

【平壌11月16日発朝鮮中央通信】最近、日本の忙しい軍事的動きが地域を騒がせている。

先日、日本はハワイ沖合いで米国と共同で迎撃ミサイル試験を強行した。

これに先立って、先月には陸上「自衛隊」と英国陸軍との初の合同訓練が行われた。陸上「自衛隊」が国内で米国以外の陸軍と合同軍事演習を実施したのは今回が初めてだという。

また、インドの北東部で陸上「自衛隊」とインド陸軍の初の合同訓練が行われた。

列島の境を超えて他国、特に地域外の国々まで引き入れて好戦的雰囲気を鼓吹する日本の行為は明白に、地域の平和と安定を破壊する重大な挑発行為である。

周知のように、今、地域では戦争の危険をなくし、平和と安全を共同で守るための努力が前例なく強化されている。

しかし、日本はこのような対話の場には首も突っ込めずに孤立して、むしろ地域の情勢を害する行為だけをこととしている。

特に看過できないのは、大勢の流れと内外の視線はものともせずに繰り広げられる軍事的妄動が軍国主義狂信者らの海外膨張野望の実現へと志向されていることである。

今年に入って安倍政府は、国連平和維持活動(PKO)の美名の下にアフリカに限定されていた「自衛隊」の海外派遣地域をアジアへと正式に拡大することを決めた。

一方、NATOに代表部を設置してNATO加盟国との「協力」強化にも力を入れている。

全方位的に拡大されている「自衛隊」の海外進出は、日本の軍事作戦地域が全世界を包括していることを意味する。これはまた、20世紀のように日本の武力が世界の任意の所で侵略戦争に飛び込める「大義名分」を容易く得るのに盗用されるかも知れない。

日本の反動層が「軍事的協力」「共同訓練」の美名の下に「自衛隊」の実戦化を最終的に完成してあくまでも海外膨張の野望を実現しようとするのは、火を見るより明らかである。

いくら術策を弄しても、軍国主義狂信者らの野望は絶対に覆い隠すことはできない。

地域の平和を撹乱し、全世界に火薬のにおいを漂わせる日本反動層の好戦的妄動に対する国際社会の懸念は日々増幅されている。

日本は、国際社会の厳正な視線が自分らの一挙一動を注視していることを忘れてはならない。---

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